白い竜と黒い竜”その2”
今日もニューヨークは快晴だ…。ここはニューヨークにある”シュウ”の家である。
ランシーンが地球に帰って来てから三ヶ月程経った日の朝六頃の出来事であった、
シュウが一緒に住んでいる二体の竜”シロンとランシーン”の二階にある部屋に入り(まだ寝ていた)声をかけた。
シュ「おい、でかっ…じゃなかった、シロン!お母さんとお父さんと一緒に出かけるけど、一緒に来る?」
シュウがそう言うとシロンは眠そうな顔をしてこう言った。
シ「ランシーンが爆睡してるし、俺達が行ったら人目に付くだろ?」
シュ「そんな事は無いと思うけど…ランシーンが寝てるしな〜。家に居る?」
シ「あぁ、そうする。すまねぇな、シュウ。」
シュ「うぅん、良いよ。朝ごはんと昼ごはんは母さんに頼んで作ってもらうから、起きたら食べてね?キッチンに置いておくから。」
シ「あ、あぁ。分かった…お袋さんにお礼を言っておいてくれ、頼むぜシュウ」
シュ「うん、じゃあ行ってくるね!あ、そうだ、帰りは七時ぐらいになるからよろしく!」
そう言ってシュウはランシーンとシロンの部屋のドアを閉めて親と一緒に出かけていった。
シ「もう少し寝て起きるか…」
そう言いシロンは寝た。その後シロンが起きたのは9時過ぎだった…。
シ「う、うぅん…。あれ、ランシーンのやつもう起きたのか…?」
ベッドにランシーンの姿は無くシロンだけが居た、一階からテレビの音が聞こえる。
シ「どっこいしょっと、朝メシでも食うかな…」
シロンは寝ぼけた声でそう言い、ベッドから出てフラフラしながら階段へと向かう。
シ「階段はと…」
シロンはそう呟いた。(つい最近、家を建て直し少しばかり大きくした。
シュウの母親や父親がシロンやランシーンがすごし易い様に、と考えたためである)
やっと階段を見つけたシロンであったが、悪夢が待ち受けていた。
寝起きのせいもあって” ボケ〜”っとしていたシロンは階段の手前に落ちているシュウの野球ボールに気が付かなかったのである。
シ「階段、階段っと〜」
のんきにそう呟いたシロンであったが次の瞬間、見事に野球ボールを踏みつけ、階段の一番上の段から落ちた。
シ「だぁ〜〜!!」
ドン!ガタン!と凄まじい音を立ててシロンは一階の玄関まで転がり落ちていった。
シ「痛って〜!何なんだよ!うわ、膝から血が出てる…」
その時リビングから勢い良くランシーンが飛び出て来た。
ラ「シロン!何をやっているのです!?」
シ「何って階段から落ちたんだよ!あ〜もう、最悪だ…」
ラ「ちゃんと足元を見ないから…シロン!血が出ているではありませんか!」
相当ランシーンは驚いたようだった、声が裏返っている。
シ「このぐらい平気だって…、だから騒がなくても…」
ラ「いいから見せなさい」
そう言い、ランシーンはシロンの膝を掴んで見た。
ラ「傷は浅いようですが…、しょうが有りませんねぇ…」
ランシーンは呟くように言い、シロンの傷口を舐めた。
シ「お、おい、ランシーン。汚ねぇから舐めるな…」
ラ「いいから黙っていなさい、大体あなたの血の何処が汚いんですか?全然汚くはありません。」
シロンに向かってそう言い放ち、再びシロンの傷口を舐め始めるランシーン。
ラ「痛くはないですか、シロン?」
シ「少し痛むが、和らいできてる…」
ラ「そうですか、ではもう少し舐めますね…」
ランシーンはシロンの顔を見て頷くとその行為に戻った。シロンは一生懸命に自分の傷口を舐めているランシーンをジっと見た、
傷口を舐めるランシーンが妙にいやらしく見えてしまう。そしてシロンは不覚にも勃起してしまった…。
シ「や、やべ…起っちまった… 。」
ランシーンがシロンの異変に気づき視線を変えた、そこにはシロンの勃起した性器があった…。
ラ「シロ…シロン…?」
シ「すまねぇ、ランシーン。つい…」
シロンは最後まで言わずに言葉を濁らした。
ラ「あなたって竜は…全く…」
そう言い、ランシーンは微笑んだ。
シ「無視してくれ…」
ラ「無視は出来ませんね…、ここも治す必要がありそうですし…」
そして目を細めるとランシーンはシロンのモノを舐めた。
シ「ランシーン?」
ラ「私が地球に戻って来た日から大分ご無沙汰でしたし…いいでしょう、シロン…」
シ「すまねぇ、ランシーン…」
ラ「お礼など要りませんよ、シロン…」
ランシーンはシロンのモノを咥えた。
ラ「んぐ、ふぅ…いつにも … 増して、大きいです…ね」
シ「恥ずかしいから言うな…」
シロンは何をするわけでもなくランシーンの髪を撫でた。
ラ「…!?」
シ「やっぱり、ランシーン。お前って綺麗だな…」
ランシーンは俯いた。
シ「わ、悪りぃ…つい、ぽろっと…言っちまった…」
ラ「嬉しいこと…を言ってくれ…るじゃないですか…」
そしてランシーンはシロンのモノを咥えつつ微笑んだ。
シ「もう、出そうだ…ラン…シーン」
ラ「遠慮は…要りませ…んから、出して…下さい…」
それから数秒後、シロンはランシーンの口に精を放った。
シ「出る!」
ラ「う!んぐ、んぐ……」
しばらくしてランシーンが口を開いた。
ラ「美味しかったですよ、シロン。以前にも増して甘かったです …」
シ「良い事言ってくれるじゃねぇか…」
そう言いシロンはランシーンのモノを握った。
ラ「シロン?」
シ「次はお前の番だぜ、ランシーン」
シロンは無言でランシーンのモノを扱き始めた。
ラ「う…うく!はぁっ…はぁ…」
シ「いい顔してるじゃねぇか、ランシーン…」
ラ「駄目です…も、もう…出て…出てしまいます…」
シ「何時でも出せ、ランシーン…」
ランシーンがイクのに3分と掛からなかった。
ラ「う…はぁ…くぁ!」
ランシーンは歯を噛みしめ、絶頂に達した。ドクっドクっと言う音と共にシロンの手と床を汚してゆく…。
シ「かなり出したな、ランシーン」
ラ「はぁ…はぁ…はぁ…」
シ「大丈夫か、ランシーン?」
ラ「え、えぇ…すいません、シロン。あなたの手を…っ!?」
ランシーンが驚いたのは無理も無かった、シロンが自分の手に付いたランシーンの精液を舐めていたのだから。
ラ「シ、シロン!?」
シ「んあぁ?」
ランシーンは目が点になり、口をあんぐりと開けている。
シ「うん…少し苦いな…」
ラ「…シロン…あなたって竜は…」
シ「舐めちゃいけなかったかぁ?」
ラ「そうは言いませんが、せめて堂々と舐めるのは…恥ずかしい…んですよ?」
ランシーンの顔は真っ赤だ。
シ「す、すまねぇ。今度からは気をつけるよ…」
シロンは少しションボリとしている。
ラ「ぷっ…すねなくても良いじゃないですか…」
ランシーンは吹きだしながら言った。
シ「笑うなよ…」
いつの間にかシロンも笑っている。以前と同様に二竜は笑った。
ラ「ところでシロン?」
シ「何だ?ランシーン…」
ラ「床の掃除をしなければなりませんね…」
シ「確かにそうだな…」
二竜は顔を合わせて頬を赤らめた。
ラ「次からは場所を考えないといけませんね…シロン?」
シ「そうだな…ランシーン」
シロンがニヤリと笑う。
ラ「シロン何ですか、その笑み…ん!?」
シロンはランシーンが最後まで喋り終わる前にキスをした。
ラ「う、うん…シロン…」
シ「ランシーン……」
シロンから口を離して、ランシーンが言った。
ラ「そろそろ掃除をしましょうか…」
シ「そうだな…」
その後、二竜は汚してしまった玄関と廊下だけでなく、家中の掃除をした。
十二時過ぎに掃除をし終わった二竜は朝食と昼食を同時に食べ、リビングで昼寝をすることにした、
ランシーンがシロンに寄り添い…。
シ「温かいな、竜肌…」
ラ「そうですか…」
そうこう話しているうちに二竜は眠りに付いた…。
それから彼らは寝続け、七時半に起きた。
シ「やべぇ!寝すぎた!」
ラ「七…七時半!?」
時計を見てランシーンが驚く。
シ「う〜ん、まぁいいっか」
シロンは開き直った。
ラ「そうですね…たまには良いでしょう」
ランシーンも頷く。その時だった、玄関が勢い良く開き、シュウの大声が聞こえた。
シュ「たっだいま〜!ってあれ?家中が綺麗じゃん…」
ラ「お帰りなさい、シュウ」
シ「よぉ」
シュ「ただいま〜、家中が綺麗なんだけどどうして?」
シ&ラ「シ(そ、それはだな…)ラ(暇だったからですよ…)」
シュ「そか、サンキューサンキュー!ってシロン!どしたの、膝!?」
シ「これか…階段でこけてだなぁ…」
シロンが俯いてそう言った。
シュ「あはははは!どんくさいの!」
笑いながらそう言ってシュウは自分の部屋に戻って行った。少し経って、シュウの母親と父親が来て家中が綺麗になった事について礼を言われた。
シ&ラ「シ(良かったような)ラ(悪かったよう、なですね…)」
こうして長い一日は幕を閉じたそうな…
「この後二竜が眠れなかったのは言うまでも無い…」
(終わり)