白い竜と黒い竜





「今日もいい風が吹くなぁ…。」

ニューヨーク内にある廃墟の建物(秘密基地)でそう呟いたのは白いウインドラゴンのシロンである。
(まれにシロンはシュウに頼んでリボーンしてもらいこの草原で寛いでいる)


(ここからは回想)二ヶ月ほど前に風のサーガである“シュウ”や仲間とレジェンズウォーを阻止し、
平和を取り戻した、しかしレジェンズは戦いが終わると消えてしまう(地球に帰る)という決まり事があった。
そして彼ら、レジェンズは消えた…だが、シロンや他のレジェンズ達がサーガの元に戻りたいと強く願い、
その気持ちが奇跡を生みサーガの元に返ることが出来たのである。
ただ一つの例外を除いて…。地球を救うためにシロンの分身である”ランシーン”が犠牲となったのである、
そしてランシーンは邪悪なレジェンズ、ジャバウォックと共に宇宙空間へと姿を消した。(回想終了)



シ「あいつに会いてぇ…」



宇宙空間へ行く前にランシーンはシロンにこう言ったのだった”時間は掛かっても必ず戻って来ますよ”と。
それから今この時までシロンはランシーンを待ち続けていた、やっとランシーンと分かり合えたのだからと…。


シ「今日も来なかったな、あいつ」


そう呟いてそろそろ学校から帰ってくるであろうシュウの家へ帰ろうと翼を広げたその時だった、
一瞬懐かしい風が吹いたかと思うと後方で小さく”ドン”と言う音が聞こえ、振り返るとそこにはランシーンがいた。


シ「ランシーン…?」

ラ「遅れてしまって申し訳ありません、地球を探すのは簡単でしたが移動するのが難しくて…」
シ「このバカ、もう会えないかと思ったじゃねぇか…」

シロンは泣いている。

ラ「なぜ泣いているのです?」
シ「何でって、俺はお前の、お前の事が…」
ラ「私の事が何です?」



シ「お前の事が好きだったからだよ…、やっと分かり合えたのに、それなのにお前は…」

ラ「……」

ランシーンは無言で、シロンを抱きしめた。


シ「ラン…シーン?」

ラ「あなたが私の事をそう言う風に思っていてくれたとは思いませんでした…、
第一に私はあなたやあなたの仲間に酷い事をしてきた。足であなたの首を踏みつけたりもした…」

シ「前の事は前の事、今の事は今だ…俺はランシーンを信じてる」

ラ「有難う…実は私もあなたの事が好きでした」

ランシーンはシロンの耳元で呟くように言った。

シ「ランシーン!」

そう言ってシロンはランシーンを強く抱きしめた。

ラ「苦しい…ですよ…」

ランシーンも泣いている、あのランシーンが。


シ「ランシーン、お前泣いてるぞ…」
ラ「あなただって…」


シ「シロンと…」

ラ「え?」


シ「俺のことはシロンと…呼んでくれ。」

ラ「分かりました、シロン」

ランシーンは何を思ったか、シロンの涙を舐めた。


シ「ランシーン…?」
ラ「もう泣かないで下さい、私はずっとシロンの傍に居ますから」

いつの間にか泣き止んだランシーンがそう言った。


シ「分かった…、ランシーン」

シロンはさらに強くランシーンを抱きしめた。

ラ「シロン、そろそろ離れてくれませんか…?苦しくて…」
シ「す、すまねぇ、ランシーン。つい…」

一言そう言い、シロンはランシーンを離した。

ラ「謝ることはないですよシロン、私はあなたの気持ちをしっかりと受け止めました」

ランシーンの言葉に頷き、シロンはこう言った。


シ「ラ、ランシーン…」
ラ「何ですか?」

ランシーンは不思議そうな顔でシロンの顔を覗き込んだ。シロンは気まずそうな顔をして目をそらす。

ラ「どうしたのですか、シロン?言いたい事があるのなら言って下さい。どんな内容でも私は受け入れますよ?」

ランシーンは優しい声でそう言った。


シ「ランシーン、俺と…俺と」


そこまで言ってシロンはまた黙り込んでしまった。


ラ「シロン?」
シ「俺と、俺と交わってくれ!」

シロンはそう叫び、ランシーンを地面に押し付けた。

ラ「シ、シロ…ン?」
シ「もう、もう我慢できないんだ、ランシーン。させてくれ!」

シロンがそういった後、しばらくしてランシーンが小声でこう言った。

ラ「私を、私をシロンの物にして下さい…」
シ「ランシーン…本当にいいのか?」


ランシーンは微笑み返事を返した。


ラ「ふふ…シロン、私が断ってもするつもりでしょう?その前にシロン、あなたとの行為を断る理由が無い…」

次の瞬間、シロンはランシーンキスをした。

ラ「ん、うん…シロ…ン」
シ「ランシーン、甘い…ぜお前の口の中…」
ラ「ふぅ…シロン、大好き…です」

ランシーンは絶え絶えに言った。

シ「俺もだ…ランシーン…」

そう言ってシロンはランシーンの口から自分の口を引いた、銀色の糸が二竜の口の間に垂れる。

シ「そろそろ挿れてもいいか?ランシーン…」

ラ「えぇ、構いませんよシロン。私にあなたの精を下さい…」

知らず知らずのうちに二竜の股からは雄の証が顔を覗かせていた。
すでに二竜の生殖器は粘液性の液体でヌラヌラと光っている。


シ「ちょっと動かすぞ」

そう言い、シロンはランシーンを仰向けに寝かせた、ランシーンは無言でそれに応じた。

ラ「いざとなると…恥ずかしいですね …」
シ「そうか?」
ラ「そうですよ…秘所が丸見えですし…」

ランシーンはそう言って顔を赤くした。

シ「挿れるぞ…」
ラ「はい…」

”グシュッ”と言う音がしてシロンがランシーンの中へと挿っていく。

ラ「う、ん…あぁぁ!!」
シ「大丈夫か、ランシーン!?」

ラ「えぇ、何とか…大丈夫です。奥まで挿れて下さい…」

言われるがままシロンはランシーンの奥へと挿入した。

ラ「はぁ、はぁ…シロンが私の…中にいる…」

シ「動くからな…我慢してくれよ」

シロンはランシーンの腰を両腕で掴み自分の腰を動かし始めた。身体と身体がぶつかり合う音が聞こえる。

ラ「あぁ!あぁ!う…くぅ!シ…ロン、シロン!」
シ「ランシーン!ランシーン!」

お互いが名前を叫ぶように呼び合う。

シ「もう、もう出そうだ、ランシーン!」
ラ「いつでも、いつ…でも私の…中に出してく…ださい…!」

シロンの動きが速さを増す。

ラ「はぁ、はぁ…あぅ!シロン!」

次の瞬間、ランシーンがシロン自身をきつく締め上げた。

シ「駄目だ、もう出る!!」

そしてシロンはランシーンの中に精を放った。

ラ「シロン…の精…が私の中…に入ってきている…」

シ「はぁ、はぁ…大丈夫か、ラン …シーン?」
ラ「大丈夫…です…しかし、凄い量でしたよ…」

ランシーンは微笑んだ、シロンも微笑み返す。少し休憩してシロンが言った。

シ「俺…ばかり気持ち良くなっちまったらいけねぇからな…」

シロンはそう言い、ランシーンの股に顔を埋めランシーンのモノを口に含んだ。

ラ「シロン…汚いですよ…」
シ「汚く…ねぇよ、お前の…モノだから…むしろ綺麗だ…」

その言葉にランシーンは顔を真っ赤にした。

ラ「恥ずかしいじゃないですか…」

シ「何を…今更…言ってんだよ」

シロンは意地悪っぽく笑うとランシーンのモノへの刺激を強めた。

シ「うぐ、んん…」
ラ「シ、シロ…ン。もう出ます…」
シ「いつでも…出せ、全部飲み干して…やるから…」

シロンはランシーンのモノを舐めつつ言う。


ラ「出ます、シロン!」
シ「出せ!ランシーン!」

そしてランシーンはシロンの口に精を多量に放った。シロンは全て飲み干した。


シ「美味かったぜ、ランシーン…」
ラ「止めてください、恥ずかしいですから…」

二竜は見つめ合い、笑った、とても楽しそうに…。

シ「ランシーン」
ラ「シロン」

そして二竜は強く抱きしめ合った。しばらくして二竜は眠りに付いた……。

(その後)翌日、二竜が起きたと同時に風のサーガ”シュウ”が来た、
心配して見に来たらしい。その後はもう大変だったそうな…ランシーンが居る理由、
二竜の身体が何らかの液体で汚れていること等。
その後ランシーンは風のサーガ”シュウ”に誘われてシュウの家に住むことになった…。
ランシーンはそれを心良く受け入れ、今では家族としてシュウやシロンと行動を共にしている…。



シュ「お〜い扇風機委員”ランシーン”うちわ持ってきて〜」





(終わり)



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