ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
辺りを重苦しい空気が包んでいる
アリサ「来たわね・・・」
スタン「うん、アリサ久しぶり!」
アリサ「早速だけど、修行を始めるわよ!
私の修行に着いて来れるかしら?」
パレット「アリサ厳しそうだなぁ・・・
真面目にやらないと怒られちゃいそうだね♪」
アリサ「それじゃあ早速・・・一つ目の修行は・・・」
スタン・パレット(ごくり・・・)
アリサ「『人間観察』よっ!」(実在)
スタン「・・・・・・・・・へっ?」
ってなわけで街中までやってきた
アリサ「新たな戦術のヒントになるものは
大抵日常の中にあるものなの」
スタン「なるほどなあ・・・」
パレット「とても平和だねぇ・・・」
アリサ「うふふ・・・そうね・・・・」
スタン「あれ?何この空気・・・てか修行中和むな〜!」
アリサ「では次の修行と行くわよ」
スタン・パレット(ごくり・・・)
アリサ「次は『おしゃれレッスン』よっ!」(実在)
スタン「・・・・・・・えぇ!?」
これって、もはやデート・・・だよねぇ・・・
アリサ「新たな技を覚えるのにはセンスも必要だと思うの」
スタン(ファッションセンスって関係あるの・・・?)
パレット「アリサ〜!ねぇねぇこんなのどお?」
スタン「うわっ!よく合うサイズとかあったなあ・・・へ!?」
黒服に口元に薔薇・・・
アリサ「全然ダメね」
ズバーン!
パレット「ふえ・・・・・」(涙目)
アリサ「この際三つ目の修行と同時進行するわよ!」
スタン「・・・・・・」
アリサ「三つ目は『からくちトーク』よっ!」(やっぱり実在)
パレット「こ・・・こんなのはどうかな・・・?」
アリサ「意外とセンス無いのね」
ズババーン!
パレット「こ・・・こんなのは?」
アリサ「ダメね。よく考えなさい。貴方の性格からして子供っぽいのに
そんな大人びたものが似合うわけ無いじゃない。何背伸びしているのかしら?
よくよく考えればいつもの姿が結構にあってるのは良く分かるはずよ?
それを踏まえたうえでの選択が必要になってくるわ。それに―」
ズバババーン!
アリサ「貴方って意外とダメね」
パレット「ふ・・・ふぇぇ〜・・・」(半泣き)
スタン「あぁ・・・痛々しい・・・」
アリサ「さて、ついに新技の完成ね」
スタン「あれでできたのっ!?」
パレット「頑張ったし楽しみ〜♪」
スタン(なんか失敗ばかりしてなかったっけ?)
アリサ「そうね・・・言うなればこの技名は・・・」
スタン・パレット(ごくり・・・)
アリサ「『マックハンバーガ』よっ!」
スタン・パレット「!?」
ケチャップ大盛りでお願いなんだな!
コニーアイランド特性スペシャルガーリックハンバーガー
なんだな!×4(エコー)
パレット「いいよぉ♪」(じゅるり)
アリサ「うふふ・・・」
スタン(技性能は・・・?)
威力1 消費30
威力と消費が逆でもおいしくない
スタン「パレット・・・この技は使わない(使えない)し・・・
別にこの技使ったからってハンバーガー出てこないよ?」
パレット「え〜・・・」(しょんぼり)
スタン「あ〜もう・・・わかったよ。頑張ったし、
ハンバーガー食べに行こうな?」
パレット「本当!?わ〜い!」
スタン「まったく分かりやすいやつだな〜」
スタン「・・・・・えっと;」
パレット「ハンバーガー30個と・・・あ!あとポテトもね!」
スタン「出費が・・・」
アリサ「まあいいじゃない・・・前の冒険で結構稼いでるんでしょ?」
スタン「それはそうだけども・・・・・」
パレット「あ!コーラ無い?」
アリサ「ふふふ・・・かわいい子ね・・・」
スタン「アリサさぁ・・・もしかしてはじめからこうなるの狙ってた?」
アリサ「さて、どうかしら?」
スタン「侮れないなあ・・・」
パレット「ハンバーガー10個追加で♪」
スタン「パレットぉ〜;」
終わり
そしてオマケ
パレット「ふっ・・・成功だな・・・中々いい技ができたんじゃないか?」
スタン(なんでカネルド化してるの!?)
アリサ「そうね・・・言うなればこの技の名前は・・・」
スタン(ごくり・・・)
パレット「・・・・・」
アリサ「『シロンハンバーガ』よっ!」
スタン「またっ!?」
パレット「ほぅ・・・」
不知海「Σ」
スタン「・・・」(想像中)
シロン「今日は特別に俺がハンバーガー作ってみたぜ〜♪」
シュウ「お前料理できるの?」
マック「楽しみなんだな!」
シロン「へへっ・・・マックさんが居ると緊張するな〜」
数分後・・・・・
マック「うわぁ〜!いい香りなんだな!」
シロン「ど〜よ?肉を香草で包んで焼いたんだ。
この吹き抜けるような香りは癖になるぜ?」
シュウ「意外・・・」(ボソ)
シロン「なんか言ったか・・・?」
シュウ「いえ」
シロン「俺たちは伝説の生き物だからなっ!
意外と何でもできるぜ?割と器用なもんだ」
パレット「・・・」(想像中)
シロン「おらっ!くらいやがれ!」
「ぐっ・・・・・重い・・・」
シロン「あ?重い・・・だと・・・?
そうかそうか・・・ならばそのまま潰れちまいやがれっ!!
誰が重いだぁ!?この野郎がぁ!!」
不知海「・・・」(想像中)
ランシーン「なにを・・・しているんですか・・・?」
シロン「あ?なんだよ・・・何見てるんだよ・・・!」
ランシーン「いや、どう考えても・・・何がしたいのですか・・・?」
シロン「うるせえな!気がついたら挟まってたんだよ!これに・・・」
ランシーン「・・・・・・」
シロン「なんだよ・・・見るんじゃねえよ!見世物じゃねえんだよっ!!」
ランシーン「確かに・・・見世物ではありませんねえ」(ニヤリ)
シロン「あ、ちょと待て。やっぱ見世物でいいな。な?」
ランシーン「どっからどう見ても・・・『食べ物』ですしねえ♪」
シロン「待て、ちょっと待て。悪かった、俺が悪かったからあ!!」
ランシーン「では頂きます♪」
シロン「ぎゃあああああああああああ!!!!!!!」
スタン「割と良いかも・・・」
パレット「これまた凄い技ができたものだな・・・」
不知海「お・・・お持ち帰りでっ!!」
今度こそ終わり